連名とは1通の招待状で夫婦、もしくは子供も含め家族で招待されている場合のことです。
家族ぐるみでお付き合いしている友人などの場合、連名で招待状が送られてくるかもしれません。
必ず宛名を確認し、誰が招待されているのか把握しましょう。
招待状の返信ハガキの基本的な書き方については次の記事をご覧ください。

招待状の宛名を確認する
故人が招待されているのか家族が招待されているのかは宛名を見て判断しましょう。
個人が招待されている場合
簡単ですね。宛名に書かれている太郎さん(夫)が1人で招待されています。
夫婦が招待されている場合
こちらもそのまま宛名に書かれている太郎さん(夫)と花子さん(妻)が夫婦2人で招待されています。
家族が招待されている場合
次郎くん(子供)が夫婦とともに招待されているパターンです。
家族が招待されている場合(4人以上もしくは子供の名前を知らない場合)
この場合は夫婦2人に加え、家族全員が招待されています。
夫婦が招待された場合の返信ハガキの書き方
夫婦で出席
「ご」「御」を二重線で消す
「、」「。」を使わない
など基本的なマナーを抑えたうえで、名前を書く欄に夫婦の名前を書きます。
そしてメッセージ欄には夫婦そろって出席する旨を確認のために書いておきます。
どちらかが出席
どちらか1人が出席する場合は、名前を書く欄には出席する人の名前だけを書きます。
メッセージ欄には出席できない人の理由(所用でOK)と夫は出席しますという内容を書いておきましょう。
夫婦で欠席
夫婦で欠席する場合は名前を書く欄に2人の名前を書き、欠席に〇をします。
メッセージ欄には出席できない理由を簡単に書き、お祝いやお祈りの言葉を入れておくといいです。
家族全員が招待された場合
基本的には家族で招待された場合も書き方は夫婦で招待された場合と変わりません。
ポイントだけきちんと押さえておきましょう。
招待状の返信ハガキ、連名のメッセージ例
夫婦(家族全員)で出席
夫婦(家族)そろって出席させていただきます
おふたりの晴れ姿を楽しみにしております
夫婦二名(家族〇名)で出席させていただきます
当日を楽しみにしております
夫婦どちらかが出席
妻が出産を控えているため 夫 太郎のみ出席させていただきます
おふたりの晴れ姿を楽しみにしております
子供がまだ生後間もなく妻が面倒を見ておりますので 夫 太郎のみ出席させていただきます
式当日を楽しみにしております
せっかく夫婦でお誘いいただきましたが夫が仕事で出張のため 妻 花子のみ出席させて頂きます
おふたりの晴れ姿を楽しみにしております
家族の何名かが出席
娘がまだ幼く妻が面倒を見ておりますので 夫 太郎と息子 次郎の二名で出席させていただきます
式当日を楽しみにしております
夫と息子は所用で出席できませんが 妻 花子は出席させていだきます
おふたりの晴れ姿を楽しみにしております
夫婦(家族)で欠席
せっかくお招きいただきましたが あいにく所用があるため残念ながら欠席させていただきます
おふたりの末永い幸せを心よりお祈り申し上げます
せっかくお招きいただきましたが やむをえない事情のため残念ながら欠席させていただきます
このような晴れの御席に伺えずに本当に残念です
末永いお幸せを心よりお祈り申し上げます
返信ハガキは誰が出席かを明確に!
とにかく最も重要なのは新郎新婦に出席者を分かりやすく伝えることです。
当日になって
「え、家族全員で参加だと思って席次や料理の準備したのに…」
とならないようにメッセージ欄を活用してしっかりと出席・欠席を明記しましょう。
確認のために電話などで直接やり取りするのもアリです。
せっかく連名で招待されたのであればできる限り出席して総出でお祝いの気持ちを伝えましょう!