新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けているブライダル業界ですが、ニュースで業界の経済損失の見通しを発表されておりました。
およそ6000億以上の経済損失の見込みです。
年間の市場規模の40%以上だそうで。
全然笑えませんね。
結婚式を延期・中止するカップルの数
ちょっとびっくりしますよ。
今年延期や中止になった結婚式の総数は現時点で17万組を超えているんです。
年間の結婚式の総数はだいたい30万組と言われていますので、すでに半数を超えています。
このまま収束の兆しもなく、結婚式自粛ムードが続くと来年以降も状況は改善されないかもしれません。
結婚式のオワコン化が進んでいくでしょう。
ブライダル業界の新たな取り組みに期待
式場も経営が苦しい中、たくさんのコロナ対策や新しい結婚式のスタイルを模索したりされております。
オンラインでの打ち合わせ
本来であれば月に1回ほど式場や打ち合わせ会場に行ってプランナーと準備をするんですが、ぶっちゃけ会場に行って打ち合わせする必要って直前にならないとそんなに必要ないと思うんですよね。
オンラインで決められることがほとんどです。
「実際に式場を見ながら話を進めた方がイメージが湧く」という気持ちが分かりますが、現在のコロナ禍での感染症対策を踏まえると当然の施策でしょう。
極力人との接触機会を減らすのが1番大切です。
延期・キャンセル料金の対応
結婚式の延期やキャンセルをすると、契約時に定めたキャンセル料を支払わなくてはいけません。
コロナだからキャンセル料がかかるのはおかしいというのは、本来であればまかり通りません。
しかし現在、多くの式場は金銭的なリスクを背負ってでもキャンセル料について柔軟な対応をしてくれています。
このような対応が今後の結婚式の明暗を左右する重要な要素になりそうです。
フォトウェディング
結婚式や披露宴は行わず、結婚の記念に写真撮影をすることをフォトウェディングと言います。
少人数で人との接触を最小限に抑えることができるため、最近は新たな結婚式のスタイルとしてフォトウェディングを選ばれるカップルが4倍以上増えているようです。
小さな結婚式
小さな結婚式とは、株式会社レックが実施している結婚式サービスの1つです。
特筆すべきは費用とシステムなのですが、今回はコロナ禍での新たな結婚式スタイルとしてオススメします。
結婚式と言えば大きな披露宴会場を借りて多くのゲストを招待して…というのが普通です。
ところが小さな結婚式ではなんと、2人での挙式もできるんです!
その他にも家族だけの少人数での結婚式やペット・赤ちゃんを連れて3人での結婚式など、常識では考えられないようなオリジナルな提案をしていただけます。
コロナ禍で最小限の人数で、もしくは身内だけで結婚式を挙げたいという方にピッタリの新たな結婚式スタイルとなっております。
結婚式を控えるカップルも、ブライダル業界も、柔軟な対応を
今の状況で大切なのは、規模や形式に囚われすぎないことです。
感謝を伝えるためにゲストを呼んだのに、感染させてしまったでは話になりません。
大変な時期だからこそ、より思い出に残る素敵な結婚式を行うことが絶対にできるはずです。
現状を把握し、柔軟な対応を心がけましょう。