お金がないから結婚式はできない。結構貯金してない人って多いですからね。
環境にもよりますが「結婚式はしたいけどお金はない」という方は、もう一度いろんな方法を考えてみるのも大切です。
今回のテーマで一番大切なのはゲストの方から頂戴する「ご祝儀」となります。
中には黒字で結婚式を挙げているカップルもいますので参考にしてみて下さい。
結婚式の自己負担額のデータ
一応、大雑把な情報としては約半数の新郎新婦が自己負担費用は100万以下だったそうです。
とある記事によると結婚式での自己負担額はこのような統計結果となっております。
出典元【結婚スタイルマガジン】
ご祝儀の力すげぇ!となりそうですが実際はそれだけではありません。
このデータが示す自己負担額とは、親や親族からの援助も入っているのです。
もうこうなってしまうと自分の親次第なのでなんの参考にもなりません。
あと、表には記載されていませんが、6位は200万円以上で12%です。
結婚式でのご祝儀の金額の目安
ざっくりと計算するなら3万円×人数になります。
出典元【結婚スタイルマガジン】
細かい計算をするならこの表を参考にしてみて下さい。
ただしあくまで目安になりますので注意しましょう。
私の結婚式も友人でご祝儀が1万円だった方もいれば2万円や5万円だった方もいました。
ゲストが75名以上であれば十分に黒字結婚式が可能!?
私の個人的な感覚だと例えばゲストが75名参加であるのならば、総費用250万円以上あれば質の高い結婚式を挙げることは十分に可能です。
もちろん探せばいくらでも安くて満足度の高い式場はあるのですが、一般的な結婚式場で考えた場合となります。
75名×ご祝儀3万で計225万ほどなので50万以下の自己負担額で済みそうです。
その上で両親や親族からの援助があれば自己負担額はゼロに近しくなりますね。
ただし食事のグレードを下げたりドレスを安価なものにするなど、色々な部分で節約をしなくてはいけないので
金銭的に余裕がない場合はどこまで妥協できるかよく考えて決定しましょう。
もちろん両親にも相談してみて下さいね。
予定外の費用発生の事案に気を付けよう
自己負担額が少ないからなんとか結婚式ができそう!と思っても注意しなければならない点はいくつかあります。
・ゲスト全員がご祝儀を相場通りに払ってくれる保証はない
私の経験談からも、ご祝儀が1万円や2万円のゲストの方がいらっしゃいましたので、相場よりも少し低めの金額で想定しておくのがいいでしょう。
・式場によっては全額前入金のところもある
まず式場と日程を決定すると「内金」をはじめに支払うことがほとんどです。
いわゆる申込金のイメージです。
この内金は最終的な結婚式費用に割り当てられますので、最終的なコストが増えるわけではありません。
内金の金額は特に決まりはなく、だいたい10万円程度が多いですが式場によって様々です。
結婚式費用は前入金の式場が多いです。
ご祝儀を費用に充てようと思っているカップルは事前に後入金や当日入金が可能か確認しておきましょう。
・遠方からのゲストのお車代や宿泊費が必要なことも
お車代は招待するゲストが遠方の場合は必ず必要になる費用です。
また、結婚式の日時や二次会の有無によっては宿泊費も負担するケースもあります。
・コロナや自然災害の影響など、結婚式が延期または中止になる可能性がある
(2020年9月)現在ではコロナの影響も少しは落ち着き、多くの結婚式場が営業は再開されていますが、それでも再び緊急事態宣言などで結婚式の延期や中止を余儀なくされる可能性は十分あります。
その他にも台風や地震などの災害で結婚式の実施を見送らなければならないケースもあります。
そのような場合に費用はどうなるのか、キャンセル料が発生するのか、きちんと式場側と確認しておかないといけません。
台風で結婚式を延期したが、高額な延期料を取られる事案が2019年度の大型台風接近時に多数発生しました。
普通に結婚式の記事を読んでてもでてこないようなデメリットについては特に知っておいた方がいいです。
これらの問題点も1つずつ詳しく記事にしていく予定です。
お金がなくても結婚式の費用はまかなえるかもしれない
・親や親族の援助も各家庭によってはある
・ご祝儀に頼る場合はリスクもあるのでしっかりリサーチを!
あまりお金の工面を深く考えずに諦めている人もチャンスはあるかもしれません。
大切なのは結婚式での金銭リスクを考えること。
そして結婚式後の生活プランもしっかりと視野に入れることです。
費用面の問題で結婚式を挙げるか迷ってる方は一度じっくり考えてみて下さい。