結婚式をすると決めて最初の悩みは「式場探し」ですよね。
でも実はもっと先にしておかないといけないことがあるんです。
ゲストをどこまで呼ぶか、何人ぐらい呼ぶかということを最初に考えるのがベストです。
最初にゲストの人数や呼ぶゲストの方向性を決める理由
結婚式に誰を呼ぶか、どこまで呼ぶか、何人呼ぶかって大体式場を決めた後に考えるんですよ。
でもそれって考える前にある程度の制限ができてしまってるんですよね。
例えばMAXで70人しか入らない披露宴会場だと誰を呼ぶか決める前に人数が絞られてしまっています。
日曜日に大阪で結婚式をすると先に決めてしまうと月曜日に北海道に出張に行く大親友が参加できないかもしれません。
なので手順としては
②「できれば呼びたい人」をリストアップする
③人数や場所を考えて式場探し
④「絶対に来てほしい人」「絶対に呼ばなければいけない人」のスケジュールを考えて式場決定
がベストです。ちなみに「絶対に呼ばなければいけない人」とは両親や主賓の方などです。
どこまで呼ぶかは結婚式の方向性で決まる
親族のみで結婚式をするのか、ややフォーマルな雰囲気で結婚式をするのか、ワイワイと盛り上がるような結婚式がしたいのかはカップルや親族次第で変わります。
まず方向性をきちんと決めましょう。
悩み①職場関係どこまで呼ぶか
職場の上司や同僚を呼ぶときは少し注意しないとトラブルになりやすいです。
職場の人間を呼ぶ場合は、直属の上司は全員呼ぶとか役職の高い順に可能な人数を呼ぶなど客観的に見ても理解できるような基準で呼ぶのがトラブルを起こさないコツです。
悩み②親族どこまで呼ぶか
親族の場合は新郎側と新婦側でできるだけバランスを取った方がいいでしょう。
一般的には両親、兄弟姉妹、祖父母、両親の兄弟姉妹、いとこぐらいまでだと思います。
しかし明確な決まりはないので親族をどこまで呼べばいいのかは両親とも話をして決めましょう。
悩み③友人どこまで呼ぶか
友人は「絶対に来てほしい人」をリストアップしたら会場や予算に応じて決めていきましょう。
どの友人を招待するか迷ったときは、席次をイメージして孤立しないかどうか、友人が楽しめる環境になるかを考えてみると人数が絞れるかもしれません。
異性を呼ぶか呼ばないかは2人だけでなく、両親にもどう思っているか聞いてみた方がいいかもしれません。
招待するときに気を配りたい人
・妊娠中または産後間もない人
妊娠中や出産後は体調が不安定で食事にも気を使います。
結婚式にきてもらう場合は寒さ対策や食事変更の可否、エレベーターなどの設備も確認して伝達しておきましょう。
・結婚式場から遠い場所に住んでいる人
移動手段と宿泊の有無をしっかりと確認してください。
式場側には荷物を預けられるクロークや着替え場所の案内を受けておき、ゲストの方に伝えておきましょう。
新郎新婦にも宿泊費やお車代の負担が発生しますので式場に金額や割合の相談をしておきましょう。
・子供連れの人
子供を連れてくるかどうかの確認とベビーカーの導線や授乳室の有無を伝達してあげてください。
・病気や怪我などで体調の悪い人
無理に結婚式に参加してもらうことはやめましょう。
ゲストの方に参加していただける場合は病気や怪我の症状をしっかり聞いておき、車椅子や食事など不便のないように準備しておく必要があります。
・異性
先程も少し触れましたが昔は異性をゲストとして招待することはマナー違反でした。
最近はその傾向もうすれ、お互いに性別関係なく仲の良い友人を招待していることが大半ですが、中には気にされる両親や祖父母の方もいらっしゃいます。
「ちょっとおじいちゃん、あんまりよく思ってなさそう…」というような場合はあとあとのトラブルを引き起こさない為にも避ける方が無難かもしれません。
どこまで呼ぶかは様々だが最初に決めるのが大事
・式の形式によって呼ぶゲストの方向性が決まる
・職場、親族、友人の3つの指標で考える
・呼ぶ人の状況に応じて気配りすること
結婚式で誰を呼ぶかは結婚式そのものを決める大切な作業です。
結婚式が終わっても
「こんな大切な人たちに見守ってもらえる中で式ができてよかった」
と思えるようにゲスト選びができるといいですね。